金沢小交流

夏は市谷小の児童が岩手県一関市(当時は西磐井郡)花泉町の金沢(かざわ)小学校に行き、春は金沢小学校の児童が市谷小学校に来る、という交流行事。

岩手と東京、それなりに距離があるため当然泊りがけでなければならず、最近では互いの参加児童の自宅に2泊するのが通例。

おやじの会の本行事への関わりは、夏は、児童たちの引率という体で、2泊3日の本行事に同行すること。年々エスカレートする、「市谷小おやじの会VS金沢小とうちゃんの会花火合戦」のための花火の手配と打ち上げが主な業務。その他、道中の新幹線では、児童の荷物を棚にあげる、下ろす。子供達の会話が盛り上がって声が大きくなってきた頃を見計らって、周囲の乗客に気を使ったふりをして「シーっ」と言う。餅つき体験の際には真っ先に手を挙げ、金沢の餅つきエキスパート達にダメ出しを食らうなどがある。

春、金沢小の児童を迎え入れる際には、2日目の夕食として学校でカレーライスを用意する。夕食後は引率の皆様との懇親会。その他、引率の方のホテル送迎や、自由行動時の東京案内など。

本来子供同士の交流だったわけだが、卒業後も受け入れ家族同士の交流が続くことも珍しくなく、また、おやじ同士も仲良くなることも多く、大人同士の非公式交流行事が開かれている。

昭和63年からはじまり、以来30年と少し続いたが、この新型コロナウィルス騒ぎで令和元年の春から催行が見合わせとなっている。

市谷小学校おやじの会